そんでもって、青森に会社作って何をしたいの?
なぜ会社を作るのかはこの昨日のブログでご理解いただけたと思います。
でも
「青森に会社を作って青森で一体何をするのか?」
「青森という市場でビジネスが展開できるのか?」
と思われている方も多いと思います。
ぶっちゃけたことを言うと、「青森の市場をターゲットにビジネスをするつもりは毛頭ありません。」どちらかというと青森から東京・大阪へ、青森からアジア&グローバルへという流れが本筋です。
本音を言うと「青森が好きで、青森のことを紹介したり、青森の親しい方々とビジネスをすること、そしてそのために青森に来る機会が増えることが最大の目的」になります。それでもって打ち合わせを青森グルメ&酒に舌鼓を打ちながらとか、陸奥湾の船の上で鯛でも釣りながら出来たら理想と言えます(笑)
「青森に恋人がいるのではないか?」というツッコミを多く頂いておりますが、現在そのような事実はまったくないことを書いておきます。(お前は芸能人か!)
じゃあ「どんなビジネスやっていくの?」と思われていることでしょう。
ちょっと脱線しますが、最初に私の経営している株式会社メディエンスという会社について少し説明しますね。ここでは産婦人科・不妊治療の医療機関の広報・ブランディング支援、学会やイベント支援、そしてMRの自己啓発支援なども行っています。
なぜそのようなビジネススタイルになったかというと、好きなドクターの要望に愚直に応えていく、好きなMR友人達に役立つことを行っていく中で出来上がったものです。すべては現場からのニーズで出来上がったサービスなのです。自分で思いついたものではないということです。
そして、そのビジネスを実践していく中で「自分と仲の良い人に尽くして、好きなお客様に最高にえこひいきをする」というのが幸せなビジネスに結びつくと分かりました。
よって、ミライテコのビジネスもメディエンスの基本理念と同じようにまずは「身の回りの大事な人のサポート」から進めていこうと思っています。
よってミライテコの最初の仕事は株主である3つの会社、ヘルシーパス、ふるさと21、ウィメンズ漢方の3社のお役に立てる仕組みを考えます。
この3社はそれぞれに強みがあり、自分たちの市場で大きなシェアを獲得し、成功している会社です。しかし、日常的業務に終始している課題も持っており、新しいチャレンジについてなかなか手間をかけられないと言う現状があります。ミライテコではその部分を代行&進化させることをまず行っていきたいと思っています。
それからもう一つ行っていきたいことがあります。それは医療現場の職場改善とスタッフの健康管理の徹底です。
今まで日本の医療は医療スタッフの献身的な努力により成り立っていた歴史があります。私も経験したことがありますが、風邪をひいたからといって病院勤務を休んだりする事はほとんどできません。
しかしながら、ドクター含め、医療スタッフは院内において常時、細菌やウィルスにさらされるわけで、業務で疲労し、免疫力が低下し、そのようなウイルスに負けてしまうようなことがよく見受けられます。
これからの時代、そのような前時代的な医療現場では医療スタッフが健康的に安心して人を癒せるわけがありません。私は医療スタッフこそしっかりとした健康管理と養生が必要だと思っています。医者の不養生、看護師の不養生を根本的に改善するビジネスを展開していきたいと思っております。
その他、医食同源を始めとし、様々な分野のビジネスモデルを考えておりますが、資本金やマンパワーから考えて、少しずつ着実に実現できればいいかなと思っています。
また、それぞれのビジネスについてはこのブログでも詳しく書いていければいいなと思っております。
この会社の目的は「株式上場でもなく、規模拡大でもなく、通常の会社設立をして成長させていくステップ」をあまり重要視しておりません。
私を含め、株主のこんなことができるといいなを叶えたり、一緒に働いてくれる方が「この会社に関われて良かったな」と思ってもらえること、この会社に関わった人たちが「何か面白いね」と微笑みあえることがとても大事な部分だと思っています。
そのためには「身近な方々と力を合わせて、楽しく社会課題を解決して行く」というまっとうな理念を持つべきだと思っています。
そして、みんなが面白いことをずっと出し続けられる環境であれば、その先に何かとんでもない素敵なことに結び付く未来があるかもしれません。
もちろんお金は大事です。きちっとビジネスをして会社が運営することができ、新しい事業に投資できる程度のキャッシュフローは必要だと思っています。しかしそれでOKで、大事なのはこれやると面白そうだよねと言うワクワクだったり、これを行うと多くの方が救われたり喜んだりするよねと言うことに取り組めたり、そんなところに我々の価値があるのではないかと思っています。
途中で方針が変わるかもしれませんが、今はそんな気持ちで取り組もうと思っています。
この6人の株主はそれぞれ自分の道で成功している人たちです。だから自分たちのワクワクやドキドキ、夢や希望に投資してくれたのだと思います。
それから当社を手伝ってくれる在宅ワーカーの皆さんも何か面白そうなことが起きるのではないかと感じ、ご応募して頂いているので、一緒に面白くやっていきたいなと思います。
これを読んでくれている友人や先輩方もぜひ一緒にミライテコで楽しんで社会課題の解決と貢献を出来ればと思っています。
なぜ青森にベンチャー企業を設立するのか?
色々と準備を重ねて参りましたが、平成30年8月8日に青森市で会社登記を行う予定です。
名前の由来は出資してくれた株主の名前をアルファベットにし、その1部を組み替えてつなげた名前です。また、意味的には未来にレバレッジできるような会社にしようと言う意味もあります。
さて、なぜミライテコを作ろうかと思ったかと言うと、20代前半の池上の体験と発想に源を発します。
学んでいた大学の獣医学部は青森県十和田市にあり、2年生から卒業まで青森にて過ごしました。京都出身の自分としてはカルチャーショックが多かった青森生活ですが、社会人になるにあたり、もう少し青森で生活をしたいなと思っていました。
自然豊かな環境で、不器用だけと温かい心を持つ人たちに魅了されていたとも言えます。
そこで入社した製薬企業の配属に青森営業所を希望しました。関西が日本の本社だったその会社では、初めてそんな風変りな新入社員が出たと言うことで即座に希望を叶えてくれました。ほとんどの新入社員が東京や大阪を希望する人ですから、地方希望は非常に少なく、渡りに船の状態でした(笑)
そして、社会人1年目から外資系製薬企業の青森営業所所属のMR(プロパー)として勤務していたわけですが、様々な医療機関を回るにあたり、医療機関という所はいろんな課題があり、それをサービス化するとビジネスになるかも~と言う事は早くから理解はしていました。
しかし、それをどのように事業化できるか、どうすれば会社を作ることができるのか、そしてその会社を安定的に経営することができるのかという事は全くわかりませんでした。
1つだけわかったことは現場経験をしていかないとわからないと言うことでした。そんな時に得意先のクリニックの院長から事務長にならないかと言う打診をいただきました。その当時、まだまだプロパー色の強い時代でしたので、仕事でお金にまみれたドクター達を見るのもあまり好きではなかったというのが本音でもありました。
しかし、今から考えると本当に甘~い考えで、なんの準備も知識もないのに、事務長になれるんだと思って行ったことが結果的に、多くの方々にご迷惑をおかけすることになる訳で、無知と若さがもたらす無鉄砲さは本当に恐ろしいなと思います。
事務長になるときに1つの希望がありました。それはその院長にも伝えていたことなんですが、門前調剤薬局の設立を将来的に行いたいと思っていたということです。
しかしながら、いざ事務長の仕事(雑務)をやっていて、自分が全く楽しくないと言うことに気づいてしまいました。院内での先輩スタッフによるパワハラもあり、何よりも事務仕事が自分に向いていないと言うこともありました。
人間的には好きだけど、こんなやつに事務長という肩書つけてしまって、これは駄目だなと院長も思っていたと思います。そして、ましてや調剤薬局の経営を任せるなどもっての他だと思っていたことでしょう。
事務長という名前になんか良さそうだと思って、就いてはみたものの、自分に適性がなく、一生懸命やるも、まったく成果も上がらず、楽しくない状況になると言うことを人生で初めて経験しました。(MRの時はそれなりに楽しく仕事していたので余計にそう感じてしまいました)
その結果、1年半で体重が70キロから52キロまで激減しました。食べても食べても太れず、仕事が終わり、家に帰ると朽木が倒れるように眠る日々でした。自分もハッピーではないし、一緒に働くメンバーもハッピーな状態ではありません。
結局、クリニックを退職し、ほぼ同時期に離婚もし、すべてを失って、3か月間完全に廃人と化していました。その間、何をして、何を考えていたのかほとんど記憶がないくらいの経験でした。(でも、全部自分のせいですから、頭の中は完全にフリーズ状態でした)
しかし、今になって振り返ってみるとその時の経験が大きく役に立っていることがわかります。
クリニックの院内はどのようなパワーバランスで仕事が成り立っているのか。どのような流れで仕事が進んでいるのか。院長のメンタリティーはどのように変化するのか。院内のいじめとはどういうふうに行われるのか?取引先の帳合や新製品の採用はどのように決定されるのか、などMRの時に仕事をしていた時の疑問が答え合わせされるようにわかったからです。
廃人後の回復をどのようにして行ったのかはまた別の機会で書こうと思いますが、本当にどん底に落ちると人間は気づくものが大きいし、リバウンド力が強いんだなと身をもって体験した訳です。
その後、自分で起業し、クリニックのサポート事業を行うときにこれらの経験と知恵が大きなエンジンとなって後押しをしてくれました。2000年に開業したメディエンスは今年で設立18周年を迎えることが出来ました。あの経験がなければメディエンスという会社も出来ていないし、ここまで継続しなかったと思います。
ということで、もともとは青森が好きで、青森に医療で貢献し、調剤薬局で起業しようと思っていたと言う過去があります。あわよくば永住しても良いなと思っていたぐらいですから。
それが26年前になります。
そんなブラック歴史のある私ですが、ずっと青森愛は変わることがありません。その起業のきっかけを作ってくれたのがヘルシーパスの田村さん、そしてふるさと21の森さんです。
池上が青森のことを好きだと知っていて、「私の青森の友人を紹介しましょう!!」と紹介してくれたのがふるさと21の森さん親子です。
森さんは青森県むつ市で有機野菜のネットワークを構築し、手広くビジネスを展開されています。私は自分もMRの時に担当エリアだったのでよく知っているのですが、起業に最も適さない場所の1つです。そんなところで全国に知れ渡るような会社を作ると言う事は本当に凄いことだなと思いました。
そんな森さん親子と話をしてるうちに、再度、自分でも何か青森でできるのではないかと思い始めました。それで自分の思いを森さんと田村さんに話したところ、それは面白いじゃないかと言うことで株式会社ミライテコ設立の第一歩を踏み出すことになりました。
よってミライテコの株主はヘルシーパス田村さんとふるさと21の森さんが最初に決まりました。その後、ヘルシーパスの幹部2名とウィメンズ漢方薬の住吉社長が加わり、合計6名の株主でスタートすることになりました。
全員が「医療、ヘルスケア、医食同源」と言うテーマでつながっております。
どんなことをするのかは次のブログで書きたいと思います。お楽しみに。
ミライテコの在宅スタッフ決定の件
このたびの募集ではお陰さまで多くの方にご応募頂き、誠にありがとうございました。
まずは4名の在宅スタッフの方々とお仕事をさせて頂くことに決定致しました。
まだ、会社も立ち上がっていない状況ですので、まずは着実にというところでしょうか。
また、会社が立ち上がり、仕事が増えてきましたら、追加の募集をすることもあるかと思います。
取り急ぎご報告まで。
株式会社ミライテコ 池上文尋
株式会社ミライテコ 在宅スタッフ募集(ママワーカー・学生・会社員副業歓迎):青森県での募集を開始致します!!(募集終了)
<好きな時間に好きなだけの量のお仕事をしてみませんか?>
来る2018年7月2日、青森市に新しい会社を設立することになりました。会社の名前は「ミライテコ」と言います。ミライテコでは様々な切り口から人の健康に役立つ情報発信やサポートを行っていきます。
このたび会社立ち上げに際して、スタッフを募集致します。
仕事内容は「医療をITでサポートするお仕事」になります。
適性はインターネットが得意、ワードやエクセル、パワーポイントを使うことが出来て、ネット検索が好きで、医療のことを勉強してきた人、医療に関わる仕事をしてきた人は適性があるかと思います。(どれか1つでも得意ならOK)
また、医療以外のお仕事をしてきた方でもライティングや編集が得意な方は大歓迎です。
当社のスタッフ選定は少し変わっています。
時間を拘束される正社員を求めておりません。
子供やご家族のサポートのために家から出られなくて、家の中でもんもんとしているママや時間の自由が利く学生さんがまずは第一候補になるかと思います。
また、会社員の方、医療機関にお勤めの方でも休日や空き時間に副業としてお仕事をして頂くことが可能です。
要するに
子どものいる主婦
学生さん
副業で仕事をしたい方
ということになります。
今まで青森になかった仕事の内容と募集かと思います。
★仕事内容
■医療や農業に関連するWEBサイトの構築のサポート(コンテンツ制作・インターネットリサーチ)
■ソーシャルメディアの管理(フェイスブック・ブログ・Twitter・Youtubeなど)
■その他(取材・テープ起こし・ライティング)
★仕事の方法
各仕事に価格がついていて、それを仕上げた段階でお金を支払うプロジェクト完結型の仕事依頼になります。もちろん時給で行ってもらう仕事もありますが、メインはプロジェクト単位の仕事になります。
例えば、「高血圧の薬の飲み方についてコラムを書いてください」(価格3000円)というお仕事があるとすれば、それについての募集をします。
「このお仕事をやりたい方、連絡ください」と一斉にメールでお知らせして、「私、やりたいです」というオファ―の早い人がその仕事の依頼を受けると言うことになります。よって、返事が早い者勝ちになります。
ただし、仕事を行っていくにあたり、仕事の得手不得手もありますので、こちらから指名の形でそれぞれの得意分野の方に仕事を振ることもあります。
また、仕事は納期までに提出してもらえると良いので、能力が高くてすぐに終えてしまう人はプロジェクトを次々に仕上げてしまうので、報酬がどんどん上がっていくことになります。
また、ゆっくりしたい人でも納期まで自分のペースで仕事をして頂いても良いので、子供が小さくてなかなか仕事に取り組めない方も一日1~2時間とリハビリ的に仕事を行うことも可能です。
要するに自分のペースで仕事をして頂いてOKということです。稼ぎたい人はスピーディに行っていけばよいし、時間の取れない方は時間をかけて行えばよいのです。
<応募方法>
下記の応募フォームにアクセスをして、必要事項を記入してください。
応募資格:ワード・エクセル・メールなどパソコンの基本的なことを出来る方。
パワーポイントが使える方はなお良し。
インターネットを使うのが好きな方。
医療について基礎的な知識を有する方(必須条件ではないですが、あればGood)
ライティング・編集経験のある方は大歓迎。
年齢・性別は特にこだわりません。
※社会経験、会社勤務経験があるが、子供が小さく、外に出られない女性や介護で外での仕事が出来ないという方でも無理なく仕事をして頂ける仕組みだと思っております。
応募頂いた方の内容(職歴や経験)を拝見し、我々の仕事を請けて頂けるかどうかの確認をさせて頂きます。この時点で仕事の依頼が難しいと判断した方にはお断りの連絡をさせていただく事になります。
仕事をして頂けそうと判断した場合、1度、面接をさせて頂きます。
我々の仕事の詳しい説明をさせて頂き、どんな仕事の仕方が双方にとってベストなのかを話し合う機会にしたいと思います。
応募フォームはこちら↓
https://goo.gl/forms/2ytISGPPyR86sYlY2
ミライテコ発進します!!
青森市に起業を予定している株式会社ミライテコの準備委員会ブログです。
ここでは、自分達の考えている事業や今の社会ニーズなどを中心に情報を共有する予定です。
また、ミライテコのメンバーの詳しい紹介も徐々に行っていきたいと考えております。
なんで青森で起業?
名前の由来は?
どんなことを目指しているの?
のような??を一つずつ解説もしていきたいと考えています。
「面白いのが出てきたな、ちょっといじってやろう、ちょっと関わってやるか」ぐらいのノリで末永くお付き合い頂ければ幸いです。